【販促事始5】購買動機リストに鑑みて広告露出先を探す

WEB販促の露出先について

WEB販促として広告を出稿する先はおおまかにいえば以下の4つに分類することができます。検索エンジンの結果に広告を出すのが一番効果的だと考えられがちですが、商品によっては他の媒体の方が相性がよい場合もあります。それぞれ予算が必要なので広告を出す前に「効果が見込めるのかどうか」を真剣に考えるべきでしょう。

  1. 検索エンジン
    GoogleやYahoo等の検索結果に表示される広告です。キーワード広告と呼ばれています。
    目的にあった検索結果の上位に表示されれば効果は得やすいです。
  2. ECモール
    Amazonや楽天市場などのネットショップモールに掲載する広告です。ネットショップ内の検索結果の上位に掲載したり特集ページで商品紹介等の広告があります。ネットショップモールには購入目的の訪問者が多くいると考えられるので、効果は期待できます、、が競合も多いでしょう。
  3. SNS
    FaceBookやInstagram、Twitterなどに掲載する広告です。
    SNS上のユーザーは基本的に「好きなターゲットの情報を得たい」という時が多いので、インパクトのある広告ないし、そのユーザーの趣味嗜好に合致する広告でなければ効果は期待できません。
    「プレゼントが当たる」等のキャンペーン広告が多く見られます。
  4. WEB媒体
    ニュースサイトやポータルサイト、個人のブログ等です。
    媒体毎に訪問者の予測はできますが、広告に注目させるには余程の工夫が必要でしょう。
    また広告をクリックしてもすぐに元のサイトに戻ることが予想されます。

購買動機を持つターゲットがいる場所に広告を出す

よくWEB広告はリアルの広告よりも予算がかからないし、アクセス数等で効果も検証できる部分でリアルの広告より優れているという話があります。
しかし、それも商品によります。商品によってはWEB以外の販促の方が期待できます。
例えば街のお弁当屋さんであれば、ネット広告云々をする前に店頭POPや地域にポスティングや折り込みチラシ、ビラを配る方が確実です。店舗自身のSNSを立ち上げて、、というのももちろん面白いですが、実際に需要がある店の周辺にいる人々をターゲットにする方が遥かに効率的なのです。
また高齢者向けの商品(サービス)であればまだまだタウンワークに掲載するメリットはあるでしょう。現在はネット普及率は高いですが、ネットを一切見ない人達にアプローチするなど、タウンワークはまだまだ使えるみたいです。

ターゲットに向けて予算をかけない販促手段を考える

購買動機を持つターゲットがいる場所に広告を出すターゲットに向けてピンポイントで広告を出すなら、検索結果に出すのが良さそうです。ですが、検索結果連動型の広告は競合次第で予算がかかるのも事実です。
具体的なターゲットが決まっているなら、広告を出稿するだけではなく、より予算がかからない販促も考えましょう。
例えばBtoBの商品なら取引先に訪問したついでにその近辺のオフィスにポスティングするのはアリです。
この場合、チラシとWEBサイトを作るだけでよく、それらは別の販促にも使えそうです。
ちなみにポスティングをする際は「誰がポストを開けるか」という部分を意識しましょう。
ある程度の規模の会社であれば、総務担当者がポストを開けるのに対し、小規模零細企業であれば代表者が開けるかもしれません。会社の誰に向けたチラシが効果的かをよく考えましょう。

以上となります。
予算があればキーワード広告、ないならSNS戦略といった販促が主流でそればかりになりそうですが、その商品(サービス)の購買動機を鑑みて、ピンポイントでターゲットにアタックする販促方法を考えてみましょう。